2012/01/09

「当たり前」を提供する人を

本当にすごい人というのは、人々の意識に上っていない欲求を具現化して生活を便利に幸せにしてくれる。多くの人々の人生をすら変えてしまう。よく知らなかったけれど、あのスティーブ・ジョブズなどがそれにあたるのだろう。

Macで、iPhoneで人生が変わったって人は多い。彼が亡くなったとき、どんな人だったのか、と雑誌の追悼号を読んでみてビックリした。イノベーターって、彼のような人なんですね。

まぁ、イノベーター全てが人徳者で愛される、という訳ではないし、それで富を得たイコール幸せ、という訳ではない、とは思う。あ、そもそもジョブズ氏のモチベーションが愛されるため、富を得るため、なんてところにはなかったろうけれど。

何が言いたかったっけ…ようするに卑近な話「すごい人」なら賞賛され金銭面だって報われて当然、それは分かるよ、ということ。 で、そんなすごい人でなくても、そこそこ報われたっていいじゃない?ということ。まぁ、もっとぶっちゃけて言うと金銭面ですね、主に。

今欲する、今の当たり前を提供する人がいる。つまりは大多数のすごくもない働く人たち。その人たちが報われないことがある。皆の当たり前を叶えるため、そして暮らしていくために時間と労力を差し出し、そこそこにもやっていけないことがある。

安い賃金や劣悪な環境下で働かされないようにならないのだろうか。そこにしがみつかなくてもやっていけるようにならないのだろうか。垣間見て悲しくなる時があるのです。自己責任なの?雇用主の責任は?やっぱり制度が大事?

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