2014/03/26

歳を取ったのだな

最近、義父の顔が、とみに伴侶の亡くなった祖母に似てきたと感じる、tsurusuke(@yaegaki4)です。

義父の母なのだから、当たり前の話なのです。そして、最初から似た親子でした。

4年ほど前、その義父の母が亡くなった時、義父の兄妹、そして甥(伴侶の伯父叔母、従兄弟ですね)を県外から呼び、家に泊まってもらいました。

自分達親子三人とで、今家にいるのは6人。そのうち5人は血が繋がっていて、自分は仲間はずれなのだな、と気付きます。あれはちょっと、不思議な感覚でした。

その泊めた伯父叔母がまた、母親似の方で、とりわけ伯父はそっくりのレベル。寝顔を見た時は、ちょっと怖かった。

自分の、自身の父親がこれまた、亡くなった祖父に似てきています。働き盛り頃の父は、太り肉(ふとりじし)一歩手前。脂の抜けた祖父に、そんなには似ていないと思っていたのですが。

自分は、と言うと母親似。が、実は騙し絵のように、横顔は父親似。

祖父と父の横顔は独特でして、良く言ったら名女形の澤村田之助さんのような。説明が難しいですが、鼻柱がない、えらく下から鼻が始まる、でも団子鼻というのではない、という…。

そのことに気付いた娘時代、嫌で嫌で。でもこの歳まで貼り付けた顔。もう慣れました。

この間の通勤時に、女子高生二人組の後ろにつけた、その時にばっとこんな考えが浮かんだので、つい書いてみました。

彼女達の髪のいい匂いが香って来たせいでしょうか。でも「プルースト効果」ってのでもないな。なんでもっと美しいのが浮かんでこないのか。可笑しいですね。

こんなことを考えたり、思い出したりするのは、自分も歳を取ったからかもしれません。悪くないな、と思える日は、いつだろう?待っていたら来るものでもなさそう。

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